2023/2/1(水)
功労賞授賞式。
山極壽一さんとはツーショットなし。
洛北スクウェアでステーキ。
九大院卒の山口ユカさんが会いに来る。
アリステアの友人のニュージーランド人、アメリカ人の友人を同伴。
Ryonaちゃん&弟、小川弁護士、片山、増山実、米沢さんら。
佐賀県にお住まいの若い女性研究者YYさんが来店。
60~70年代の京都の市民運動、在日朝鮮人韓国人の活動と渡来人の歴史研究の動向に強い研究意欲をお持ちと聴き、嬉しくなった。
2023/2/2(木)
昨日の祝電の府会議員さん(青木義照)も自民党だな。自民以外は祝電は出さないのかな。
ま、どこの政党とも関わりを持たないできたが。
昨日(2月1日)の本年度の京都府文化賞功労賞授賞式の府庁として公式撮影した記念写真(本日到着)。
贈呈式、西脇府知事と甲斐、西脇府知事と甲斐とパートナーの浜田佐智子、全受賞者&パートナーの記念写真、そして全受賞者と来賓者の記念写真です。
午後の散歩。吉田神社辺り。
朝から非通知の電話があったり、「また山香にかえっちおいで」と携帯メールにメッセージがあり、時間を置いて連絡しても繋がらなかったが、遅く再度電話あり。山香の志手商店のクミちゃん(小学校の同級生)だった。
「人文みちな、電話したん。お祭りもよかったないうとん、みんな。また、帰っちおいで」とのことだった。
今日も眠気との闘い。
八文字屋は、今日ものんびり営業するつもりです。
明日、明後日の9時頃からちびちびワインを飲みながら、甲斐の受賞飲み会で春、月曜社本の出版のあかつきにはちょっとしたパーティをやるかどうか常連の皆さんにはかります。
今日から4日まで左京区の吉田神社の節分祭は、昼夜ともに大変な賑わいを見せています。その間、八文字屋は開店休業状態。
コロナ禍の3年があったので神社に人が殺到するか、忘れていた。だが、それだけではない。弱いものを感じる。
節分祭の3日間の八文字屋は、めちゃ暇だろう。
深夜、某新聞社から京都府文化賞功労賞受賞について取材オファーがある。
明日、昼インタビューと撮影。浅野、上萬記者。嬉しいですね。彼ら3人だけ。少し寒々とする。
村屋に寄って帰る。シャコちゃんは再来週からタイに行くという。健全。僕は家族にそういう目を見させないで終わった。
2023/2/3(金)
ルネ。
1日ダラダラする。
読売新聞の取材に応えただけ。
何も捗らず。大阪芸大、京都府大、台湾人4人の合コンプラス高橋宗和さん、片山さんだけ。
祝いでワインを飲む会
謳っても、このふたりしか顔をださない現実を直視しよう。
2日続けて静かに夜だった。
もう少し身辺が片付いたらトイレを帰るつもり。
そうしたら少しだけお客さんが増えるかも。
それに絡むがバイトさんを入れよう、もっと。
81歳の姉の口から最近よく飛び出して来る言葉「(あいつは)むげねえ、やっちゃ」だ。家父長制下、世間知らずにぬくぬくと年寄になり、全く無能なのにお山の大将気分で居続けてますますダメになっている男をさす。
2023/2/4(土)
5時前に八文字屋で起床。何も捗らず。
1969年9月に初めてお会いして断続的にお会いしてました。日比谷公会堂の事務所でお会いして、その後、八文字屋に長沼節夫の友人の大西さん?が2,3年連続12月に見えるたび活躍を小耳に挟んでいました。日比谷では、元東大の日学同の菊地さんという方が一緒でした。
2023/2/5(日)
出勤路。「朝鮮語大辞典 上下巻」(1986年刊 大阪外大朝鮮語研究室編・角川書店)を¥1000で買う。「補巻」欠落だが、信じられないくらいやすい!
「朝鮮語大辞典」上下が¥1000 補巻も出てきたら入手。
週に2,3回来店するようになった60がらみのアメリカの方(京都在住)がやはり5人同伴。ベルギービール青を例によって注文。
滋賀県からの老年カップル、橘大助教、香港のステファに他所のバーで聴いて来たトロントの写真家、遅い時間の張さん、そして最後にソフィーといい感じで終了。
2023/2/6(月)
ダニエル先生から寄せ書きをソフィーは貰う。トーマス・ダニエル先生(京大建築学科大学院)のクラスの皆さんが集まり、ソフィーの歓送会です。テヘラン、瀋陽、ポルトガル南部、イタリア、パリ等出身の仲間たちだった。
次々とソフィーの仲間が集まって来る!
ソフィーが修論の課題の一部、作成した八文字屋の図面を披露。
2023/2/7(火)
磯崎新論掲載の「群像」「新潮」イタリアの作家・ブッツァーティ作「タタール人の砂漠」(岩波文庫)を買う。安藤礼二はやはり、面白い。
やはり、眠い。
ソフィー最後のバイト。友人3人と佐古田の大津の友人、かなたの男が来る。
福井さんがソフィー最後のバイトというので友人4人連れて来店。甲賀忍者の末裔という坊さんもいる。琢ちゃん、更にいしいしんじさんがフォーンの鉛筆削りをお土産に、また、サボテンの棘をそのまま蓄音器の針にしたもの(普通の四〇〇倍の高値)じさん。ただ削れば何度も使用可能。
しばらく朝日新聞を読んでなかったら、建築家の原広司さんのインタビューが連載されていた。今日の分には、八文字屋の客の竹山聖さん、山本理顕さんも写真で登場している。インタビューアーは、大西若人編集委員。大西さんの叔父さん、中山(大納言という渾名)は20年前までの八文字屋の超常連だった。
単行本になるだろうが、偶に朝日を買ってみよう。
2023/2/8(水)
姉に電話。
今日も兄の甘ちゃんぶりを聴くだけ。
小雨そぼ降る。
堺町画廊寸見。
カスケに会う。
約半年間、20分おきくらいに眠くなりなりも出来ないという不調が続き、自分としても困ったものだと思っていたが、昨日くらいにそのトンネルから抜けたようだ。
頑張らなくっちゃ。
また、撮影画像がiPadに飛ばなくなった。
しばらく朝日新聞を読んでなかったら、建築家の原広司さんのインタビューが連載されていた。今日の分には、八文字屋の客の竹山聖さん、山本理顕さんも写真で登場している。インタビューアーは、大西若人編集委員。大西さんの叔父さん、中山(大納言という渾名)は20年前までの八文字屋の超常連だった。
単行本になるだろうが、偶に朝日を買ってみよう。
2023/2/9(木)
寒い木曜日。
今日も坊主予想(笑)。
ギャラリーヒルゲート寸見。
星野高志郎顔出しだけ。
今日は大阪大学(博士課程)の星川彩さんという「関西フォーク」の研究者兼シンガー(東京高円寺辺りでストリートでも歌う)が京都の60~70年代フォークについてインタビューに来店しました。
京都文化賞芸術功労賞
拙受賞に対して京都精華大学教授の斎藤光さんから花束(籠)を戴き、ツーショット写真を撮らせて戴きました。今日は京都精華大学教授の斎藤光さんが、今回の甲斐の京都府文化賞功労賞受賞を祝って花束とアンディ・ウォホール展記念パッケージの八つ橋をプレゼントして下さいました。淡交社の編集者・萩野谷龍悟さんも一緒に祝ってくれました
副賞落掌。
今日は久しぶりに井上章一さん来店。
アリスケ来店。
玄妙庵さんらで満席。天橋立を一望できる1848年からの老舗温泉旅館「玄妙庵」の代表取締役の石間太朗さんにお会いした。「玄妙庵」さんで甲斐写真展は可能ですか?と打診。
歓迎とのことで、さて、どういう風にやるか少し考えてみる。隣はご長男。
税務署お断りする。
2023/2/10(金)
今日は寒いし、雨だし、雨があがるまで金曜日だけど、お客さんは望めないな。
今朝はiPadを八文字屋に置き忘れて帰宅した。
去年の11月5日だったかな?
ラピュタ阿佐ヶ谷を初めて訪問し「山猫軒」で才谷遼さんにフランス料理をご馳走になった。
そこで、僕の幼年期の幼児労働の寄ってきたる所以の話をした。そしたら、それを映画にしようと言ってくれた。この時点では全てが曖昧のままだった。
幼年期なら予てからより落ちこぼれの日々を簡潔なストーリーにしたいと思っていたが、今日才谷遼監督が来て「写真家」にスポットを当てて描きたいようだ。
それもカメラマン主導で行くとのこと。
子どもの幻想の中に「後家の町」「17世紀のゴールドラッシュ」「日向耳川の戦いでの山香東西一揆の殲滅」「平家の落人の暗躍による人口増加」という歴史的事実の影を「馬の首下り」という表象で子どもの妄想のなかにどの程度歴史的事実を投影出来るか?
監督、カメラマン、また映画の制作とは別に僕は僕でストーリーを夢想して楽しんでいる。
ソフィー、イーサン来店。
八文字屋の先斗町側の扉が開くのを待つ猫。
西川、サエグループ。
病気の姉が近くに住む二つ下の弟のために最近は何故か催促されて夕飯などを作っているという。
何という世界(笑)。
2023/2/11(土)
正直な話、写真家甲斐にスポットを当ててどんな映画を描けるだろう?
バーの生態?甲斐の故郷への郷愁?アーカイブほんやら洞創出への胎動?
それは監督のみぞ知る。才谷遼監督は画像作りのカメラマンの動きを楽しみにしている。
昨日も木屋町通は全般的に沈んでいた。
たぶん、今日もそうだろう。
夜は、才谷遼監督、撮影カメラマンの角井孝博さんが来店。
兄弟にまで家父長制の意識が貫徹しているのがめちゃくちゃ気色悪い。
才谷遼監督から戴いた氏が経営する映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」の20年の300頁の記録集は見てて飽きない。非売品だけど、暫く八文字屋に置いています。ご覧下さい。
2023/2/12(日)
今日は、才谷遼監督、角井孝博カメラマンの来店予定があるだけで、あとサックス奏者のK-Keiが来るか来ないかの夜になりそうだ。
夜中の2時か3時に雨が来そうなので、それまでに帰宅予定。
八文字屋、今晩の来客予定は、ラピュタ阿佐ヶ谷の才谷遼さん(映画『ニッポニアニッポン 福島狂詩曲』の監督)だけ。
才谷遼FB
「甲斐さんの木屋町八文字屋。2日目である。
曜日は変わって月曜日になっているが、12時過ぎてもこれだけの人。
京都の人たちは宵っぱりか。」
そう言えば、オヤジ生きていれば、昨日で109歳だった。
2023/2/13(月)
先日、授賞式のあった京都府文化賞功労賞を僕が受賞した記念に、授賞式の日の様子を八文字屋のお客さんご笑覧戴こうと小冊子限定7部作りました。非売品です。
いきなり表紙に誤字(脱字)がありますが、記念品と共に今月中八文字屋で見れます。
明日、甲斐扶佐義写真保存及び写真集出版を可能にする態勢作りを進める上で「アーカイブ・ほんやら洞」創設を目論んでいます。その準備段階から応援してくれている四国の香川の岩佐一史さん経営のお線香会社「一」さんが、ほんやら洞焼失8年記念日に計画実現に向けて更に応援するために珈琲香「ほんやら香」を作り、発売開始しました。¥2500と少し高めですが、よろしくお願いします。最初の珈琲豆は、ほんやら洞開店当時、豆を使用していた東京虎ノ門の「コクテール堂」の豆を買い求め使用しています。
この「ほんやら珈琲香」について、某新聞が明日、取材してくれることになりました。「ほんやら珈琲香」は現段階では八文字屋と「一」のオンラインでしか販売していません。
「アーカイブ・ほんやら洞」設立計画はまだ進んでいません。
2023/2/14(火)
大阪の立ち飲み屋の息子・酒井さんが来て博報堂に就職が決まったカナちゃんに「ほんやら珈琲香」をプレゼントしたり、今日は4月から博報堂に就職するカナちゃんが僕の祝いに花を持参しつくれた。元オリンパスの尾田さんとお喋り。出町について論文を書いている吉田寮に住む中国からの留学生が中国やアルゼンチンの友人を同伴。張さん、増田さん、琢ちゃんと続く。
氷もなくなり、客も居なくなりそうな1時に入りたいという超常連客が居るもので、今日6時過ぎから客があってシンドイを思いをしていたので30分ならOKと言ったがもっと居たいというので、お断りした。
さぁ、帰る準備をしよう。
朝帰り。
2023/2/15(水)
雪。
藤松記者による取材。
大阪の在日の男、段ちゃん、片山、小川、ヘンドリックス&ルーちゃん&リセ仲間、勝野&後輩、米沢、帰ろうとしてなかなか動けない玉ちゃん。
2023/2/16(木)
冷泉貴実子さんより、酒の贈り物。
K-keiも英恵さんも来た。大阪、福岡の人、三宅さんとその仲間たちもきた。
今日帰ってきたシャコジロウ来店。
2023/2/17(金)
杉村さん、村瀬さん、松田さんらガタリ研究者の面々、永澄さん、新村出記念館の館長ら来店。
PR誌「みすず」の書評特集、2年分、清水澄子さんより恵送さる。
30数年ぶりに徹夜して手ぬるい手仕事をたらたらやり、昨日は久しぶりに貰い物の大吟醸をのみ、店で潰れる。昨日ずぶ濡れで京都マラソン完走したというお客さんがふたりいた。
2023/2/18(土)
亡くなった長沼節夫さんの連絡先を調べるが、上手くいかない。
鴨川マラソンの柵出来上がる。
2023/2/19(日)
三条木屋町通の白猫彷徨く。
まだ元士族だなんて自慢する71歳が居るんですね。
今晩唯一のお客がウチは鹿児島市内だけど、黒田藩の分藩の秋月藩の江藤家の分家の鍋倉ですよ、カイさんのファンで今日初めてサシで飲める、さぁ、飲みましょ、甲斐は、、なんちゃらかんちゃらで、、というお客さんひとりだけだった。
ポルなよ!ボランかったら幾らでも飲める、オレは中津川フォークジャンボリーの笠木透の弟子の神戸の版画家の岩田健三郎の弟子なんや、さぁ飲もう、、、、カイさんの写真作法何なの? それから、言葉というものについての考えを教えて欲しい、、、。
今晩はこのお客だけで、初対面だが、僕のことはよく知っている!と言い、ご馳走するから、飲め!と言われる、普段はチョイ、チョイ飲むが、今日は、流石に戴けなかった。
シャコジロウも久しぶり。
金井英恵さんも。
2023/2/20(月)
いしいしんじ「まあたらしい一日」を読む。
「明石西二丁目のり」を貰う。
外は雪。
帰ろうか、迷ったけど、店のベンチ泊まりにする。
帰っても室内温度は室外温とほとんど変わらないので、朝、5,6時くらいの0℃は少しキツイ。
2023/2/21(火)
今朝の木屋町通の雪。
いつも太天柿を送ってくれる四国中央市の鈴木精機株式会社の鈴木孝展社長が今日は大ぶりの伊予柑を拙受賞祝いに一箱恵送してくれた。感謝!感謝!
ちょっとオモロイ写真を3,4点撮る。
2023/2/22(水)
昼、デルタを覗く。
只今の八文字屋。ポルトガルのジョアンナさん(環境学・東大D卒)、シモン(Simone)さん(ブラジル在住)、Muz絡みの飯沼洋子さん(フランス在住10年)。
今更、取り戻せるものかどうか知らないけど、少しは忍耐力を養おう。
50年前書き散らしたもので、ほんの少し残っているノートを発見したので、読めるかどうか挑戦た。
朝の6時20分に入口の鉄扉を開けて入ろうとする人あり。
今日が水曜日ですか!?
勘違いしていた(笑)。
昨日と勘違いしていた。
坪川桂子さんの友人の山本君にあう。
佐古田ちゃんは来週からヨーロッパに向かって発ちます。次回八文字屋は5月になるでしょう。
今日こそバイトは浅利ちゃん。
清水澄子さんより、黒川ほんの紹介記事、書評をたくさん送られる。
神林さんより、メール。
瀬川晶子さん(左端)からお祝いの花をいただく。
「ほんやら珈琲香」までお買い上げいただく。オランダの写真家(お母さんと一緒)はオランダの女性に教えて貰い来店。セバスチャンさんは日本の写真家では、深瀬昌久さんが1番好きだとか。友部正人ライブ帰りの3人。
モノシャカのふたり。
2023/2/23(木)
また、雪。
百万遍近辺は明日、明後日の入試の下見かごったがえす。
畑さん来店。
「路上客引き行為はやめましょう」という京都市の宣伝カーからの声が執拗に(1時間以上)流れてくる。
井上章一と斎藤光さん来店。撮影。
2023/2/24(金)
府庁の山元さんより作品返却先問い合わせ、メール。
一日が始まったばかりなのに、ちょっと肩が凝り過ぎかな。
葛根湯を飲んで買い物に行こう!
9時から3人のお客さんがあり、11時には誰も居なくなった。関テレの元同志社劇団Qの男来店。、福井さんと俳優が来る。
山田拓広さん来店。
西川&小笠原由祠さん遅くまでいる。
仕方がない。八文字屋泊だ。
2023/2/25(土)
朝からプロ文研定例会のための掃除。
岡村さん、お祝いにウィスキーボンボンをくれる。
北ぐちさんチョイ寄り。
夜、最近判明したことを喋る。
2023/2/26(日)
神林さん来る。何も間に合わず。
朝日放送の藤田貴久さん、大学教授3人同伴。
京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々の下書き。
自分の弱さ、欠落、劣等感を自覚してコミュニケーションの方法として写真撮影という行為をスティグマ化するとして行く中でスティグマも変容する?ストリーを描きたい。
2023/2/27(月)
今日の珍客。「なぜ建築家安藤忠雄をいさめるのか」勉強会@キエフの帰りの杉村昌昭さん、大阪工大建築学科の郡裕美教授、パリ在住オーストリア人のミュージシャンのティムさん&クロエさん。
ティムさんの音源は、次の https://timwootton.bandcamp.com/ でどうぞ!
郡さんは、有名な建築家。ex wifeの35年以上前の知人。
2023/2/28(火)
琢ちゃんひとり。
米軍基地問題、大分も大変になるか?
佐々木稔さんにメール。