カイ日乗 2024/9

2024/9/1(日)

昨夜は店を早く閉めて帰宅。

エリン・モリタさん、的野さん、ルーカスさんにメール。

写真探し。パチャンガ、6時には八文字屋入り。

9月12日(木)のトークショー 午後7時~10時まで
会費飲み放題 3000円
話し手 甲斐扶佐義
テーマ 写真及び写真集について

1.何故カメラを手にしたか?
2.大分で何を撮っていたか。今後大分で何を撮るか。
3.何故、京都での写真撮影を再開したか。
4.賀茂川べりでの「出町界隈あなたも写っていませんか」の発端と結末。
5.写真集「京都出町」「地図のない京都」「美女365日」「笑う鴨川」等。
6.影響を受けた写真家?
7.写真家としての今後の展開。

2024/9/2(月)

杉村昌昭さん夫妻コロナ禍と高熱でダウン。杉村さんは「ダーウィン論」の訳書次回持参とのこと。

坊主覚悟。

フランスや中国からの京大留学生、スウェーデンの若者(法律を学ぶ23歳の男と写真・映像の仕事を目指す女)2人は、例のYouTuberの映像を見て来店。

永澄さん、大橋晶子さんら4人来店。来るかな思っていた玉ちゃん来ず。早く閉店。

2024/9/3(火)

早く目覚めるが作業進まず。

松屋&セブンイレブン。

白水社の本棚、渡辺浩平と絲山秋子さん。

ヒルゲート始まる。

司修さんが、20年前に「『雁の寺』の真実 水上勉」(朝日新聞出版局」を上梓したが、今回もやはり追悼展にも多忙の中に出展。その作品は著書「『雁の寺』の真実、、」の表紙カバーを剥がした本体の表紙は司さん自身が「ほんやら洞」のファサードを撮った写真を全面にあしらった。そこには水上勉さんと山田詠美さんのツーショットのパネルが飾っていた。今回のヒルゲート展では、それをご覧の通り、違う形で表現した作品に仕上げた。忙しいのだろう。「ほんやら洞」が「ほんやら堂」になっていた。

八文字屋、火曜日なので超。尾崎真人さんがトップで珍しく11時近くまでいる。バイトに入りたいとヒトミさんが来るが、金を払えないので、断る。琢ちゃんが段ちゃん情報を齎らす。三島由紀夫、大江健三郎は読んできたか?等訊いてくる。金子ふみこのことなどを喋る。

八文字屋、深夜の江坂軍団もなかなかオツなもんです。

2024/9/4(水)

写真は10000点ほどチェックする。

阪急洛北スクエアでラーメン。ヒルゲートに水上勉さんとの大分ジュンク堂開店記念の柿落としのカイ・水上の合同サイン会のポスター持参。ヒルゲートも暇即、ポスターには10000円の値をつける。

理羽ちゃんは明日、ふき子さんは7日に来る。

今日の八文字屋は常時満席だったので少し疲れる。ルーターが作動せず、画像アップせず。

トップはNHKの森下さん。ひと月以上顔をみなかったので体調を心配していたが大丈夫だった。若さもあった。53歳だ。異常な暑さを警戒していたという。「革命的警戒心」がある。2時近くなる閉店までずっと飲み続ける。ジュリーとNHKのことを話し続ける。尖閣諸島の事を江坂さんがアレは日本の領土だろうと突っ込んで来てもいなす。

次はヒデタロウと友人がフランス人の女性ふたり同伴。女性たちも最後までいる。尾田さん、アサリちゃんがいると思って餃子持参のカクレイケメン、乾き物数個持参の元NHKの高橋さんも最後近くまでいる。高橋ジュリーはカルビーのじゃがりこにお湯を入れればポテサラが出来るという。弁護士の小川さんも久しぶり。鹿さんはアサリデーの「トンボ」には行かなかったらしい。行った江坂さんはカウンターに座れず後ろ席に陣取る。イスラエルはガザの23歳の軍人、広告代理店の男、他アメリカ人も3人いた。

客はほとんど動かず、フランス女性を中心に今日はポストカードは少ししか売れず写真だけで1万円以上売れる。尾田さん万札をくずしに行き、アイスクリーム、キットカットを買ってくる。アメリカの高校に留学中の小川弁護士の娘さんが渡米前に八文字屋で撮った画像を送って来た。おまけに(笑)お母さんの25年前の写真を添えます。怪爺撮影。

ネズミがエアコンこの中に入って暴れる。

森下、江坂、Kei-Kは更にろくでなしに行く。

2024/9/5(木)

グッタリして八文字屋で起きる。

ルーターをなかなか充電出来ず。

「先日、これがどうして「失対」のおばちゃんと言えるのか? という意見がありぼくは付き合いがあり、知っているからだと記しましたが、その一端を示す写真をアップします。彼女はぼくの「写っている人は最終日に本人にあげる」青空写真展が大好きで賀茂川べりの展示会の常連でした。」とアップ。

昨夜は、9年前に亡くなった畏友・八田淳の行きつけだった神田の葡萄屋に出入りしている写真家が来店。今年で八田さんが生きた歳を越えてしまったと懐旧談に耽る。この写真家さんは50年撮り続けできた「木曽」の写真集を出すのに京都のスリーエム印刷に色校のために上洛したという。拙写真集「パリ」を買ってくれ、葡萄屋の仲間に見せるんだと言ってくれる。

スウェーデンのYouTubeを見て、スウェーデン人の若者2人来店。

2024/9/6(金)

出雲路の姉御2人をインスタにアップ。

八文字屋に着くとちょうどShinhye Kimさんと段ちゃんに遭遇。それから深夜まで隠れイケメン、江坂さん、アメリカ、イスラエル、フランス等からの来客たちと楽しい時間を過ごす。

Shinhye Kimさん&段ちゃんに遭遇後、段ちゃんがシネさんと一緒のところ、店内を撮ってくれる。段ちゃんもベロベロ。何か忘れ物をする。

2024/9/7(土)

初めて左京区高野の阪急洛北スクエアの屋上駐車場に行って周囲を見渡した。見晴らしがいいので、ちょっとした屋上レストランでも作れば流行るかも。

昨年、映画「土を喰らう日々」で歌手の沢田研二(ジュリー)が文豪・水上勉の役を演じ評判になったが、文豪の没後20年追悼展@ギャラリーヒルゲートが9月11日まで開催されており、怪爺も写真を出展している。

夕方、ヒルゲートでのトークあり。足洗い、途中で抜け出す。

深夜、祐輔さん、タイのターさん、石原毅さん、美波監督来る。

2024/9/8(日)

今朝の散歩。八文字屋常連のフランスから京大への留学生に声をかけられた。今から関空に行ってパリに戻り、来年8月に戻るので、またよろしく!と言われる。松屋ははじめてらしい。

幼くして「越後つついし親不知」「那智滝情死考」等に親しみ「飢餓海峡」「金閣炎上」「五番町夕霧楼」を愛読していた文豪との出会いについて昨日少し喋らせてもらったが、追悼展の記事が今朝の読売新聞(京都版)に出る。

めんてい閉店。

熊野寮は覗くだけ。宮脇、ヒルゲート、珉珉へ行く。

ヒルゲートでは、敦子に会う。ずっと敦子さんと不覚にも解らなかった。失礼な話。

トップ客の中村政温さん、ゲンちゃん(本¥3300付け)。祐輔さんは、ローラ、タイのターと9時30分に来る。ゲンちゃんが帰ってからやっとローラと向き合う。何を喋ったか判らない。レーザーの勝野君もオイタさんも来るが、12時30分に誰も居なくなる。

2024/9/9(月)

書き込み。

「9月12日木曜日、午後6時30分~10時の間、八文字屋でバイトに入れる方はいないかなぁ? 甲斐の「写真について」のトークがあり、甲斐本人が働けないので、働き手を探しています。当日は、その時間は、トークへの参加者以外は入れず、10人以下のお客さんに酒とツマミを出すだけです。」

だらけぱっなし。

キム・シネさんの八文字屋大掃除には感謝するしかない。速攻で礼を言う間もなし。

店に行ってびっくりポン。一瞬、ビル管理人が勝手に入って掃除を強制的に執行したか!と目を疑う光景がエレベーターの扉が開くと展開されていた。ゴミ袋が数個壊れた椅子の上におかれていた。入り口の鍵を開けるとスカッとしているじゃないですか!カウンター内もホールも。

iPadを開けてシネさんの仕事とわかる。段ちゃんも手伝ったかな?

すぐにシドニーの女性がポストカード買いに来店。釜山からの客ふたり。

2024/9/10(火)

澤口真弥さん、裏猫キャバレーの2人来店。

2024/9/11(水)

ナインイレブンか。

沖縄チャンプルの帰りに玉ちゃんくる。

2024/9/12(木)

トークショー。参加者12人。バイトはおおしげさん、ルネのYさんは助っ人。彼に大分県論をブツ。

夜、裏猫キャバレーのミヤコさん来店。

2024/9/13(金)

司修展に行けず残念。

夕方、梅棹マヤオさん&パリに会う。

パチャンガに行く。長時間夕立。

八文字屋の漏水でビル管理会社ともめる。

浅利ちゃん9:30~2:00。バイト代3回分で¥21000払う。

久しぶりに井上章一さんが来店して面白い話をばら撒いていたのに、ビル管理会社とのやりとりに頭は占領されており、井上さんの記憶すべき話を軽く聞き流した。プロレスラーの馳浩が京都での興行に森喜朗を呼んだ際に、森喜朗に対して「悪い顔をしているのぉー、腹にはいっぱい薄汚い金が詰まっているのやろ」と森喜朗に向かって面罵したレスラーがいて、このレスラーは八文字屋での「プロレス研究会」にも来たことがあると言っていた。このレスラーの名前を聴きながし、忘れてしまった。

エリオ、鹿さん、江坂さん、ドクターK、伊藤桃子さん、ベルリンから6人の客あり。

2024/9/14(土)

朝の散歩のあと、鈴木正穂氏にほびっと写真の件で電話。9時前はまだ就寝時間だった。

八朔写真をInstagramにアップ。

江坂さん、岸和田のだんじり祭りに行ったのだろう。

終活に向けてタイムラインを作らなければ。

八文字屋改装、ほんやら洞アーカイブも全て怪爺の終活に向けてのタイムライン上のこととする必要を痛感している。

久しぶりに来店のフランスの作家セバスチャン・レゼーさん(ガリマールから数多く小説を刊行)がフランスの友人にプレゼントと言ってパリ写真集を買ってくれた。セバスチャンさんと喋っていると2週間前に八文字屋に来た友人の紹介と言ってローマからのカップルが来店。ベルリンからの数人来店。

田中直子さんが30年前からの友人の明治大学先生(環境学・経済学。京大出身。元NHK記者・ロシア語ができる)松野裕(ゆう)さんを連れてきたが写真を撮り損なう。平野?さん。松野さん大分か宮崎勤務経験があるというので「小俣一平さんをご存知?」と訊くと、「ええ、切れ者の先輩でした」という。依田高典教授に近い年齢だった。直子さんに名前を訊かなくっちゃ。

久しぶりにモッチ来店。「モッチです」というが「どちらのモッチさん?2~3人モッチを名乗るお客さんがいるので」と対応。カウンターに座ったのでメガネを付けたら昔、八文字屋、ほんやら洞で働いたモッチだった。変わったようで変わらぬ大人になったモッチがいた。前に来たのは「Beautiful Women in Kyoto」を出したときに自分が出てないかなと思い、確認に来た時だった。それ以来の来店だから18年ぶり。階下のバーに飲みに来たが、営業してなかったので、かねてより気がかりだった写真集がないか?と見に来たのだと言う。それは、ほんやら洞の窓際で自分が写っている写真が気に入っており、それがあれば自分の子どもたちに見せたいと思い「2001年版八文字屋の美女」を探しに来たとのことだった。生憎、売り切れたのかすぐには発見出来なかった。

2024/9/15(日)

マサホ宅に資料借りに行く。

やっと司修展に間に合う。

八文字屋は暇。

2024/9/16(月)

中国人客2組ある。

ダンス・フリークの元朝日の増田さん、次いで、パリのギャルリー・デ・ミニムのオルガの親友のIRIS JODOROUSKYさん(彼女の母はデ・ミニムで「朝のお勤めをするサトル君」のプリントを買ったらしい)と映画監督のTHOMAS JULIAさんがきて一気に盛り上がる。許可写真撮影。

蔦屋書店(あと2日勤務)と建仁寺の坊さんを兼ねた現代美術作家の中村つとむ(20年前客)、中国のフランス美容を取り入れた会社勤務の豆豆さんとADORAさん、更に名古屋の塾講師のいとう晶子さんが来店。

2024/9/17(火)

朝の散歩。

鴨川沿いの造り酒屋にまで外国人観光客が押しかけている。積極的に誘致しているのかな?

今日、管理会社の男に会うのはプレッシャー。プレッシャーに弱いぼく。2番目の客は佐古田ちゃんカップル。

慎重に行こう。ビルトラブルの合間に散歩。

八文字屋。

元労金の藤さん(78歳)と馬淵の親友ら4人来店。

世界文化遺産をチェックして回るポーランドのマルセイラさんが友人と3人で来て、書肆山田の鈴木一民さんが昨年亡くなった連れ合いの知恩院への納骨の帰りにハマちゃんと来店。

NHKの若手ディレクター2人(東京の八木下・京都の西島雄紀)とお香の「一」の2人を紹介する。話は弾む。「一」さんは、なんと珉珉の餃子と唐揚げの土産持参。背を向けているゲンちゃんは信州飯田の銘菓「いと忠鶴の巣ごもり」を帰りしなに置いて帰る。

最後に段ちゃんが来て、9月25日のカウンター内の片付け手伝いをOKしてくれ、ホットする。そこにバンソンが来る。

今日は色々あったが、乗り越えられそうな気がしてきた。フェイスブックに次のように書く。 

「昨日は、今後のぼくの決定的転換を迫る悲喜交々の事が起こったと脳裏に刻んで置こう。来週水曜日には段原克彦さん(段ちゃん)の力を借りて八文字屋のカウンター内の機能不全に陥っているオーブン、冷蔵庫、壊れている椅子等を捨て、2,3日営業を休んで(ゴミの中での飲み食いは可能か?)、床のコンクリートを張り替え工事に備える。9月25日は助っ人募集!
カウンター内の重い厨房機器の撤去の手伝いをして欲しいのです。
来年春に、夏からのカナダ行きに備えてカウンター内大改造と考えて来ていたが、その時期来週と迫った。
兎に角、9月25日終日、段ちゃんが手伝うと申し込んでくれて、めちゃ嬉しい。
ビル管理会社のテコ入れ?いつ開始か現段階は不明だが、レンターカーに重い撤去物を積み込み、車を運転してくれるとのこと。
9月25日から数日は立ち飲み営業となるので、悪しからず、よろしくお願いします。
これを機会に店内ホールを使いやすく、やや広めもするつもり。
「中之島」(笑)に建具を近々設置する予定。39年ぶりの大改造かな。」

明日から「僕の黄昏を生きる準備の1週間」となるか。

2024/9/18(水)

9月25日には店内大型ゴミを捨て始め、月末には、少し様変わりした八文字屋が出現!

今のカオス八文字屋は9月24日には見納め。

記念にカオスを見ておきたい方は、いまがラストチャンス(笑)。

ぼくは管理会社と言い合うプレッシャーに、困ったことに弱い。

これからの「1週間」で何を産もうとしているのか、もっと自覚的になるべし。

8月からの日乗復活も含めて、もっと内省的かつ楽しいノート類を残そう。

今晩、帰りしなの若き新聞記者(26歳)の捨て台詞「こんなかで浅利ちゃんを一番好きなのは、オレだからな」は面白かった。扉の外で「オレの元カノは38歳だった」とぼそっと呟いているのが聴こえたので浅利ちゃんの前の「超常連メンバーの背中に向かって報告する。常連の後ろ姿写真面白し。

1週間のカウンターの変わりようを撮って置こう。

最後までNHKの森下さんが居る。彼も会社での仕事そしてその後に向けて不退転の決意をしているとジュリーとぼくに向かって喋る。ジュリーは明朝早くから法然院の草毟りボランティア。昨日はKさんと山登り。

亮太郎、タケボー、ユーはんの写真を「怪爺気まぐれ展」にだす。

2024/9/19(木)

今日は、1月に死んでいなければ、明美姉の83歳の誕生日。もう少し生きていて欲しかった。

それとは別に、この時期、店の改装工事にまつわるビルの管理会社とのやりとりで悩むなんて、オレ、メンタル弱いな。

月曜社の本書き一本に絞るべきだ。

杉村昌昭さんの最新翻訳本「ダーウィンの隠された素顔」(法政大学出版)出ました。まだ手元にないが、訳者後書を読むだけで興味を唆られる。到着を待っている。

今日も坊主を覚悟するも、坊主でありませんようにと祈る思い。

そこへマリィさん&小倉さんが裏寺の極楽寺での打ち合わせの帰りに寄ってくれてバツバツデー免れる。

その時ぼくのメガネが行方不明と気付き、暫し一緒に探してくれた。結局麦藁帽子の紐に巻き付いているのが判った。

そこにマンチェスターからの老カップル来店。マンチェスターの空の色が良いこと、マンチェスターには世界で最初の公共ギャラリーが出来たこと、奥さんはアイルランド系でアイルランドが大好き等々語ってくれ、拙著「On reading」も買ってくれる。草間喆雄さんの知人も初来店。

マリィさんからは11月15日頃一緒に高知に行かないか?と誘われて、逆に9月25日午後、八文字屋掃除を空いている時間に手伝うと行ってくれた。山香にも一緒に!と約束。

それ以外のお客さんはなさそう。

身体は正直というべきか、借金山に少しヒビが入っただけで、一気に血圧が下がった。でも、まだ大山鳴動して鼠一匹程度じゃないか??と笑われている。
ともあれ、今年も血圧薬を飲んでないのに、血圧145/78、脈拍68とは、ちょっと凄い。脈拍数は、普段は60くらいなんだけど。
血圧と金は相関関係あり、と言ってよさげ。
こないだまで血圧は普通に200以上だったのだから。

遅く数学者のバンソン先生が来店。ダウンタウンは閑古鳥がないている由。

2024/9/20(金)

松山主膳こと、兄のこと、喋るべきか?

神林さんにメール。
「アドバイスをください。  
A: 10・8前後何を考えていたか。
B: 「引かれ者の小唄」を歌うしかない父のトラウマ(画像)、戦後、九電での労働運動の変質と敗退  応援していた運動の敗退 三井三池闘争 蜂の巣城の陥落 幕末明治土一揆トラウマ
C: 左遷と同時に学歴社会の到来の自覚  子どもを出来たら大学にやりたい 九電の給料プラス、サイド・ビジネスの展開
D: 子どもたちの自覚
E: 学歴社会からドロップアウトするしかない社会
F: 兄のボディペインティング事件(画像)
G: 親の負担を無くすという僕の自覚
H: 社会問題へのコミット(親・兄弟への批判も含む)ベトナム反戦運動
I: 羽田での山崎博昭さんの死、由比忠之進の焼身自殺、イントレピッド4出現
J: 暴力と死を巡る懊悩 対抗暴力、自死での抗議、戦争機械から逃走の可能性
K: 鶴見俊輔思想を巡る考察 L: 脱走兵ポールが何を突きつけたか?(画像) 進路選択期
M: 九州への徒歩帰郷の先に何か見えたか?近代史勉強と土着の可能性の是非
N: 岩国の凧揚げ大会(画像)
O: ヒッピー大工志向の中尾ハジメとの出会い
P: 「ほびっと」工事(画像)
Q: ほんやら洞開店」

2024/9/21(土)

マサホ宅に資料返しに行く。

段ちゃんの運転で五条通(山科)のタウンタウンに台下冷凍庫付き冷蔵庫と椅子の物色に行く。途中、レンタル着物屋さんが増えているのにびっくり。

大掃除を鬱陶しく思っていたが、ほんやら洞の火事で燃えたゴミ袋を見ていたら、お宝が出てきた!
近々に月曜社本で使えるのも結構あった。一気に楽しくなった。

この整理にも時間が掛かるが、花崎皋平、いしいひさいち、白石かずこ等のレアモノだ。注意深く水洗いして、ゆっくり引っぺがさねば。

お客さんは、写真を撮れなかったが黒田先生と息子さん夫妻、上海からのアーチスト、アトランタのパークスのNYの友人カップル、音楽家ヨシュアさんと友人(京大大学院で仏教研究)、島津さん&玉ちゃん、9月21日、22日と舞台の狂言師の小笠原弘晃さん&姉さん、金沢の仲間、段ちゃん。エアコンからの水漏れの鬱陶しさにめげず歓談に、店としてはただただ感謝。

2024/9/22(日)

今朝の帰路。佐古田ちゃんに遭遇。

能登半島付近の水害を思うと胸が痛むが、京都では雨が降り、すれ違う人たちもほっとひと息ついた感謝ありあり。

昨日、無理をし過ぎた?

日中、しんどい。天気も変。涼しくなったが。

本も読めず、原稿にも向かえない。

八文字屋。8時開店と同時にイギリス(マンチェスター)からの客2人来店。イギリスの日本ガイドブックに京都の喫茶店としては、エースカフェ、アイリッシュ・パブともに紹介されているのを見せられる。

どうしてここに?と訊いて知る。「イギリスで出ているガイドブックjapanで八文字屋が紹介されている」とガイドブックを見せてくれる。ただし、写真集をひと通りみて一杯ずつビールを飲み帰って行く。

もう2人の外国人、入り口まで来たが、開けっぱなしの店内を見て入ってこず。

店のクリーン作戦、管理会社との闘い、仕事での格闘等、今が同時にピーク。

少し風通しが良くなった八文字屋。

トイレは、段ちゃんが現状で可能なだけ磨き上げてくれた。

2週間後くらいから少しずつスカッとするように、頑張る。

今日のInstagram。「賀茂川沿の青空写真展で自分の姿を探すホームレス 1978年 拙写真展では最終日に被写体本人にタダでプレゼントした」

Kei-K来店。まだエアコンからの水漏れの鬱陶しさにめげず歓談に、店としてはただただ感謝。アニメーショングループ来店。

夜遅くギャラリーヒルゲートの人見さんから電話。司修さんが描いた「ほんやら洞」の小品が売れのこっている。カイさんが買うかウチが買うかしないと誰もあの作品は買わない、と。

今晩は後15分お客がなければ、25日の助っ人に出会えるかどうかしらないが、村屋にでも行ってみようか? 結局、臨時休業だった。

9月25日(水)の午後、八文字屋で重い物をカウンター内からだすのに力持ち2人が20~30分手伝ってくれないか、探さなければ。

能登大雨で仮設住宅8か所浸水、市立病院で下水道が使用不能…白米千枚田が一部崩落「本当にひどい」

2024/9/23(月)

能登半島付近の水害を思うと胸が痛むが、京都では雨が降り、すれ違う人たちもほっとひと息感ある。今朝は涼しく、暑くもなくホッとした。
が、これから1,2週間の課題を考えるとぞっとする。
老いたということか。
のんびり暮らしたいが、それじゃ、食っていけない。兎に角、この夏の暑さにめげた。

午後の一乗寺方面への散歩。「一乗寺ブクアパ」「恵文社」を覗く。恵文社では拙写真集「ツー・ショット」「70年代ほんやら洞」は残部各一部だった。

八文字屋。フランスとベルギーの若者来店。画家・畠中光亨夫妻が東京新宿一番星画廊の星巌さんと来店。光亨さんは「レコードを止めて!」と言って鮎川いずみの歌や「奥飛騨慕情」を歌う。

2024/9/24(火)

Misa Shinさんより案内。

管理会社、業者が様子見にくる。

八文字屋の営業再開が遅れて、当分は冷蔵庫もなしの立ち飲み屋風営業になるかも。その際はお知らせします。
その代わり、その期間限定は、最近発掘した甲斐写真集、ポスター、ポストカードを格安販売にします。

小川先生、片岡さんと東九条マダンのぽすたじさん。

2024/9/25(水)

段ちゃん、マリィさん、小笠原君まで舞台稽古の合間を縫って八文字屋掃除に駆けつけてくれた。Sも。

段ちゃん、ゴミ捨て場を間違えて、ゴミは我が家にくる。

夜は、スイスの写真家と大学教師を続けている男性が、ジョン・アイナーセンさん宅訪問後の深夜来店。焼肉「千葉」店長少年グループもくる。ソンハは早く来ると思ったが、ほぼ最終新幹線。北川さんはずっと待つ。浅利ちゃんは、ソンハに会いたくて?夜中の1時に来る。3時みんなで帰ったが、ソンハは朝方、4時過ぎ入ってくる。財布、バッグなくしたと。ミノル君も浅利ちゃんも酔っていた。北川さんをタクシーに乗せた後の浅利ちゃんとソンハの記憶なし。

2024/9/26(木)

介助者のさかもとりんたろうさん、午後は名古屋の「恐竜通信」発行者が助っ人で来てくれる。最後の仕上げは段ちゃん。

ソンハは紛失品探しで1日棒にふる。1日探し回ったようだ。

マリィさんは疲れて極楽寺の後来れず。

夜、高山佳奈子さんが、ソンハ、マリィさんに会いたくて9時からスタンバイ。琢ちゃんも来て、ソンハvs琢ちゃんのイケメン写真上がり。

一昨日、世界を股にかけたジャーナリスト故長沼節夫の著作集を奥様の亞津子さんから恵送されたのに、野暮用にかまけてページを開くことは愚か、礼のメールさえしていない。長沼さんは脱走兵ポールが川端署に拘禁された時に偽通訳として潜りこみ、任錫鈞が京都で活動を始めた時にぼくをボディガードに抜擢し、その後も何かと気にかけてくれていた。
その頃は長沼節夫さんのことをまだよく知らなかった。
本書で、全貌を知れるかと思うととても嬉しい。
韓国で金大中大統領が誕生した際に日本のジャーナリストで招待されたのは、長沼さんだけだった。

2024/9/27(金)

丹波さん、数人で来る。

浅利ちゃんが入ると思っていたが、行き違いがあり、彼女は休み。東北屋で丹波さんらと一緒だったらしい。川本隆史さんはカープが勝ち、嬉しくなってカラオケに行ったという。

一乗寺恵文社より拙写真集「On reading」20部の追加注文がありました。よく売れています。
ポストカードの注文も来ています。
やがて「ツー・ショット」の注文もあるでしょう。

八文字屋の営業再開が遅れて、当分は冷蔵庫もなしの立ち飲み屋風営業になるかも。その際はお知らせします。
その代わり、その期間限定は、最近発掘した甲斐写真集、ポスター、ポストカードを格安販売にします。

2024/9/28(土)

ひなたに1日遅れに誕生日メッセージ。写真も20点送る。

「ほんやら洞の青春」(月曜社・刊行予定)の追加プリントと70年代日記探しをやった。「フォークリポート・うたうた」の合本が出てくる。ライターが、竹中労、中村とうよう、三橋一夫、加藤和彦等面白い。
自分の日記は使えそうな箇所があった。探し過ぎると猫等のプリントに目が行くので、早々に切り上げた。麿赤兒さん&新船さんの三条大橋上のツーショットのネガ出。

今日は久しぶりに家で7時間ぐったり。吉田の家の玄関の入口をマリィさんと段ちゃんが片付けてくれていた。

今日は、コレクションでカレー・コーヒー:1050円、岸本屋でベルト:1450円、井上久で小みかん、葡萄シメて650円で買ったのに、家に忘れてくる。ベルトは2~3ヶ月前980円が1480円。

出勤路では、ヒルゲートに司修作品について報告。杉下そよ花ちゃんのお母さん(亮太郎の子どもの件報告)他様々な方にあった。

元@NHKのジュリーこと高橋宗和さんがしゅうまい弁当持参で陣中見舞い。

丹波さん、学会仲間に振られてひとりで来店。

2024/9/29(日)

出納克彦さん(1972年京大入学?考古学)と初対面。お互い積もる話をする。任錫鈞さんの晩年についての事、お聴いた後にメモる余裕なく残念。
彼は、高松塚発掘直後、京都大学入学。ほんやら洞開店の年。

「色めしの黒川」帰りのキム・ソンハが開店と同時に来てくれ、一杯のんで最終新幹線で東京へ帰って行った。

写真集、本それに冷蔵庫がホールを占拠して客席が少ないこともあるが、9時前にドレスアップした日本人の若いカップルは足を二歩入れるなり、回れ右して帰って行った。他の日本の若者も外国人の多さに気圧されて、覗くが帰ってしまう。

11時以前は、京大の理学博士以外は全て外国からの旅行者。彼らは、オランダ、アメリカ、ドイツ、シンガポールの写真愛好家、写真家、歴史学者、京大理学部このドクターたちが喧々諤諤やっている。ロシアからの旅行者もいたのが後で加わる。

深夜、島井サエさんらのニュイ・ブランシュの打ち上げグループ10人、もっとやって欲しいという要望がありましたが、今日は2時30分に閉店しました。

2024/9/30(月)

朝3時30分に終わるが、片付けせず。

敬老乗車証更新。

カメラ蓄電不足。

少し読んでから恵送してくれた長沼さんの連れ合いの長沼亞津子さんに礼状を、と思っているのに、バタバタし過ぎ。

モントリオールの地図をおくってくれた義姉にも礼状を。

八文字屋。エアコンの水漏れ酷し。

勝野君グループ4人(ひとりノードリンク)、中国人女性客、別々に4人。

吉田寮の井崎敦子さんのサポーターの立命、同志社をへたブライトン(アウンサン・スーチーと同じ)大学のミャンマーの英人政治犯釈放運動経験もある27歳来店。恵文社ワカちゃん、サンフランシスコの女性、フランスのマダム3人入らず。先年亡くなった長谷川進さんの知人20年ぶりに来店。琢ちゃんが最後。閉店後片付け。

エアコン漏水止まず。

9月の最後の10日間はぼくの問題(課題)が凝縮的に現前。