カイ日乗 2024/10

2024/10/1(火)

今朝は窓を開けっぱなしにしていて、さむかった。

さぁ、頑張らなければ。

今日から半年は、晩年生活に決定的な影響を及ぼす予感あり。

恵文社にツーショット20冊納品。ビールサーバー引き取りに星崎が来る。

左官職人様子見に来る。その前後、ひとりでドタバタ作業。

やはり、ひと月掛かるという。それまでに保険に入ってくれ!と言われる。でないと、大家は契約出来ないと言っている、と。

One Purposeの原稿校正。手直しほとんどなし。尾崎真人さん、3週連続変な咳をしている。大丈夫?

段ちゃん、チャンゴの練習の帰りによる。

2024/10/2(水)

11月発行の同志社大学の校友会誌“One Purpose“(発行部数約7万部)に9年前に焼失した今出川寺町の「ほんやら洞」が2ページ紹介されるそうです。

紫野会と中国人予約グループ(木戸衛一、森下、同志社のベ平連について書いた国文の教授ら)がバッティングを恐れていたが、クリア。

ドクターK、ジュリー、江坂さん、洛陽書店で47年前バイトの娘、青空写真展で母がゲットした写真を見せてくれる。覚えなし。ミノル君が同伴して来た。

カウンター内の拙傑作写真を背景に撮って遊ぶ。

結構賑わう。

ビルの管理会社の「ひと月は工事に時間が掛かる」というテナントを舐めた言動、実際、そういうことになるのだろう。

頑張って、コロタイプ写真、写真集、ポストカード、ポスター、他のプリントを売ってしのぐしかない。

皆さんに応援を仰ごう。来年のカレンダー、予約販売フォーマットを作ろう。

浅利ちゃんバイト。原田学、ドクターK、バンソン、中国のSNSを見せてくれる人2人。

玉ちゃん、スッカンピンで来店、帰る段にごねる。

2024/10/3(木)

片付けていたら19:20に香港の近く出身の寺山修司、世界の70年代の文化が好きという女性がボーイフレンド連れでやって来る。

畑則行さん、ボストンからのカップル「パリ」写真集を買ってくれた)、来月の展示のフライヤー持参の佐古田ちゃん&北垣ちゃんが来る。

畑則行さんは金閣寺付近の銭湯目当てで上洛も定休日で転々後現れる。

2024/10/4(金)

浅利ちゃんバイト。

早く切り上げる。

姉の一周忌法要、1月12日連絡あり。

朝から雨。

松屋、京大病院。12:30採血。2時消化管外科。

タリーズでコーヒー。

京大病院。14:33診察。異常なし。次回は1月10日。午前10:00。

CT。朝食抜き。1月17日に結果を聴きに来る。

16時から雨。3,4時まで営業にならないように、と考えるのだが、なかなかきれない。

バイトの浅利ちゃんは、9:30出勤、冨樫は、9時過ぎに片山さんと最近飲んだと言いに来る。

後で「70年代ほんやら洞」写真集を買うフランス人グループ。内ひとりは芸術センターで部屋を近々かりれてパフォーマンスをやれるというバスティーユ出身のジュンコさん、農学部の大阪の立ち飲み屋の息子&音楽家(いつどこで一緒になったか不明)、一昨日の写真を欲しがるドクターK、一年前から桃山に住んでいると言う(建築を勉強したい)という22歳の中国女性、京大の熊取で原子力の研究をやっている中国人が中国からの女友だちを同伴。元朝日の増田さん。

共同の八代さん連れの永澄さん&いつもの女性、末川協さん&呼び出された共同の斎藤林昌、バンソン先生、大阪の飲み屋に忘れ物をしたという森下さん。

2024/10/5(土)

しんどい。

10・8プロジェクトで喋るべきベーシック・トーンは何? 何を喋るべきか?

・ほんやら洞とは何だったのか? 色事と仕事(自由な恋愛と大工仕事・PARC的研究者と集合)。それプラス・北沢流の自主管理(労組の交流)初期のアイデア+北沢構想、落ちこぼれの這い上がり?

・オレは地域メディアの創設(生活の深みから権力を食い破る)

・中尾は、ボロ・ディランカップルとの共同体に敗れて

・早川は資本主義を内側から食い破る、産直を夢に絵描いていた

・室謙二は、西口広場に

・グループ・セラピーはあったのか?

・自主管理=ただ働き

・ほんやら洞の現実的な魅力?

・時代と添い寝? 時代離れは可能だったか

今日、一大事変(件)発生!!!

小学校1、2年くらいで自分の(大)便意はコントロール出来るようになった。

それ以来の事件だ。吉田神社のトイレに寄れば良かったのだが、ここから300?メートルで自宅だ、と思ったが、間に合わなかった。67~8年ぶりの不如意。「自分の尻拭いを出来なくなったら、お終いだ」。ほんとうにそう。直腸がなくなっており、急行列車が走ったのだ。自覚しよう。

八文字屋は、7時開店で10時までに来たのはプロ文研会長のみ。

本日は、八文字屋は19時にオープンしました。千津さんに猫本注文。

19:15に「やってます?」という30絡みの青年ふたりが中を覗き「やめておこう」と帰って行った。

ただ今の八文字屋。狂言の小笠原さん、能の味方さん、能の片山さん、カウンターカルチャー及び音楽研究の村尾さん、これから屋久島に行くというスウェーデンのジェニーさん。その前にプロ文研の岡村さん、段ちゃんもいた。
永澄さん、共同通信の元大阪文化部長同伴。斎藤林昌君も来る。イタリアはミラノ、シシリーの若者が来て歓談の末記念撮影。段ちゃんも心配して顔をだす。バンソン覗く。

2時に戸を叩く3人ある。開けず。
イタリアの若者と日本酒を飲み、ほろ酔い。
店泊まりに半袖で寒く、この秋初暖房。

2024/10/6(日)

朝からビル掃除。

来月、ある全国誌上で「京都を撮った写真家10人」に紹介されます。

今日も中国から変わったお客さんがあった。
注文を訊いても一向に話が通じない。
ただ、中国人の客がアップしたSNSを見て、八文字屋に居る私を撮って下さいというだけで散々撮ったり、撮らして帰って行った。勿論、ノードリンクね。成都から来た弁護士さん。

その後、また3人の中国の若い女性がやって来た。今度は、注文をしたが「気がついたら財布がなかった!家に取りに戻ります」と言って帰っていった。

2024/10/7(月)

松屋。

トーク、良いアイデア浮かばない。

ぼくは、自分の弱点だけでなく、抱負を語るべき、中尾、室謙二、早川、シマコ。「おなら」に失望、地域メディア、共同体(色事と仕事可能な)、西口広場の代わり、早川は産直、ユズルは若衆宿。ここら辺の事を忘れていた。ほんやら洞のポジティブな面も語ろう。

中国での京都八文字屋行きブームは一過性のものだろうか?

昨夜来店の23歳のドイツ語・スペイン語も喋る銀行マンは今日も来ると言っていた。

2024/10/8(火)

白水社のPR誌「白水社の本棚」に4年半連載していた「京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々」の最終号落掌。

今号は、1971年8月より付き合いのあった現代中国研究者の渡辺浩平さんと甲斐を実名で小説に初めて登場させた芥川賞受賞作家の絲山秋子さんに登場願った。

八文字屋には、スウェーデンの女性2人、NYのバーテンダー2人、尾崎真人さん、草間喆雄さん、福岡の女性2人、ドイツの男女5人他、草間さんが奢りまくる。草間さん、体調は万全ではなさそう。

2024/10/9(水)

昼、六角通、ロックン広場辺りを歩き、ごそっと変わっているのにびっくりした。どこまで変わるのか?

俊子さんよりメールあり。

末川協さんがやった仕事(八文字屋の北三軒隣)を覗きに行く。

今日は18:00からパリ(11月からライプチッヒに移住)からと中国は(10日前に一乗寺恵文社で「ツー・ショット」を買った)温州からの男の2人の客。

浅利ちゃんバイト。

久しぶりにエスノパンクのスロバキア人のフヤラや尺八奏者のMKが顔を出してくれた。

今日も早くもドイツ、中国、メキシコ、アルゼンチン、スロバキア、チェコの若者が糾合?してしまった。

今日もジュネーブの友人来店。NYはブルックリンのいかつい感じのバーテンダーが2人(共に32歳)来店し、ひとりが写真集「我らが仲間」3冊、もうひとりが「狸橋の子どもたち」2冊を買ってくれた。オマケにドルのチップをくれた。両写真集とも地味だが、隠然たる人気がある。

不合理にも今月いっぱい店は工事仕様の店内配置になっており、詰め込んでも12~3人しか入れず、諦めて帰るお客さんが、残念ながら多く出ている。しかも皆さん、交流のために長時間いらっしゃる。店としても痛し痒しだ。

この春、来年か再来年、甲斐写真展@サンフランシスコの話が持ち上がった時に八文字屋のお客さんだったジョンさんは楽しみにしており、その後も2度「いつか?」と問い合わせてくれたが、今回は業を煮やして来日。いま大阪、今週、会いに行くと連絡してくる。

さあ、どうなったのかな?

2024/10/10(木)

トーク。

課題が累積している。

あと3週間は客席の少ない八文字屋は生き延びねば。それには、たくさんある写真集を買って貰わねば。

来年は、八文字屋の開店40周年なので、楽しい40年の写真集を作る。これの印刷費を捻出するのにも、手持ちの写真集類を上手に写真ファンの手に届けたい。プリント、コロタイプ写真をひと目に触れるようにするので、よろしく!

「我らが仲間」「狸橋の子どもたち」も人気がある。 

北京からのカップルが拙写真集「遠い視線」を買ってくれる。

深夜、月曜社の神林豊さんが来て、ぼくの原稿はディテールが多すぎて手強い。年末発行は無理。半年かけましょうよ、という。写真の周辺に雑情報を詰め込む形はどうか?という。ぼくは最初からそれで良いと思っていた。なんでも良い。早くキリをつけたい。

昨夜1時過ぎに中国からの若いカップルが来て、やっているか?と訊くのでイエスと答えた。が、朝までやっていないのなら、やめると帰って行った。宿を取ってない観光客もそこそこ居るのかな。

玉岩、西川、深夜来店。

2024/10/11(金)

ひんやりする。

新田さんが、昨日のことを書いてくれる「京都八文字屋さんで、写真家甲斐扶佐義さんの26日の山﨑博昭プロジェクト講演会に向けてのリハーサル。喫茶「ほんやら洞」の初期の時代、登場する人物の多彩さが素晴らしい。」

やはり、イントロでは京都で最初にベ平連を名乗ったのは、科学史家の山田慶兒さんらで60年代後半には、一乗寺辺りに住む学者の家には米軍からの脱走兵が結構逗留していた。その中のひとりがポールだとか、アメリカの公民権運動になどに深い影響を与えたオデッタなどは大阪労音に招かれて歌ったが、その時に司会を務めたのは、ベ平連を立ち上げたばかりの哲学者の鶴見俊輔で、大阪労音の当時会員は、15万人いた。この労音の組織の中心には、同志社大の鶴見俊輔ゼミ卒業生たちがいたというベ平連の活況の背景に触れ、ぼくはそういう運動に飛び込んだ、という風に説明した方がよかったかな、とも思いながら眠る。

八文字屋には40年いるのに、カウンター内の水漏れはビル側の責任もあるのに、八文字屋がこの工事費用約90万円支払うまで工事をしない!ときた。世の中に変な事を言う人も居るもんだ。

ミヤコさんに保険会社の王生さんを紹介して貰う。1時に会う。

浅利バイト。

アマ君が「おーい、お茶」の俳句大賞を貰ったという。

牧野。岡やん、土肥俊子さん、「笑い」の本を出す松田さんくる。中国人の立命館大生の2人バイトしたいと来る。バイト代半額で良い、と。

ポルトガルから日本まで歩いて来たメキシコの写真家ジョー(32歳)は27歳のときにインドへ。メキシコの写真家ジョー(32歳)の肖像。27歳のときにインドへ行ったという。イスラエルの2人も来る。先日、後ろでチュッ、チュッしてたカップルもくる。

八文字屋の改装工事費としては、焼石に水かも知れないけど、Tシャツ販売方針も実行。みなさんの好きな図柄を教えて下さい。年内資金調達目標です!!

1  「ろおじ」
2  「鴨川のペンギン」
3  「サトル君」
4  「シャボン玉」
5  「先斗町のクロちゃん」
6 「ほんやら洞の看板猫」

2024/10/12(土)

才谷さん
いつも活躍を楽しみにしています。
ところで京都と甲斐を二重焦点化?した映画作りの計画は無くなりましたか?
ぼくの才谷さんから課せられた「宿題」の返答が陳腐過ぎて才谷さんのやる気が失せたのかな?と案じています。
正直なところ、どうなんですか?
来春に書下ろし「ほんやら洞の青春」(月曜社)を上梓し、東京、京都、九州でのそれなりに大きな個展開催を目論んでいます。
これに、映画を絡めれば、どうかな?とも思っています。
中川五郎さんも「甲斐扶佐義の歌」を作る気満々です。
ほんやら洞再興計画もあり、この10月26日の「10・8山﨑博昭プロジェクト」でのぼくの講演会からもいろんな動きが生まれそうです。このプロジェクトの委員長は、大阪では詩人の佐々木幹郎で、東京では山本義隆です。
ぼくの前は重信房子、その前は道浦母都子でした。
ぼくの講演は、朝日、共同、日経も記事にします。
才谷遼映画の計画があれば、もちろん、アピールします。

ポリープを切除したばかりの八文字屋のジュリーこと、宗和さんが4時間渋滞で遅れたバスに乗って国技館の焼き鳥弁当をお土産にくれた。

この状態を早急に(カウンター内棚も捨てて)解消して、冷蔵庫をカウンター内に入れ、客席を増やして、コロタイプ写真(便利堂作成) を心ある人に買って貰い、八文字屋をもっと楽しい店にするしかない。新年には「新生・八文字屋」にすべく頑張ります。

早く終わりたいが、客が手強い。 

当分、八文字屋のカウンター内の床防水シート付きセメント固めの管理会社が要求する費用(87万円)を捻出出来そうもない。支払ねば着工しないというの、工事期を早めるためにも、ホールに出している3段棚、冷蔵庫を取り敢えず、ホールでの客席を増やし、かつ!少しきれいにするためにもカウンター内に戻す作業を3~4人でやるつもりです。オーブンを捨てたのでカウンター内は少し広くなっています。

来週、午後、1~2時間手伝ってくれる人を探しています。10月16日くらいかな?助っ人の方の予定に合わせます、と告知する。

今日の八文字屋は静かな出だし。

やがて、日本文学をカタロニア語に翻訳しているNollaさんが、旅行会社のダイアナと来店。で、イバン・サンチョさんの話をし、2人を繋ぐ。拙編著「路上の人」の面白い部分をスペイン語に訳して貰う約束をする。

その後、ルーマニアの植物園の園長の息子さんと通訳の甲南大学の先生を連れて山田拓広さんが「いよいよ、ルーマニア写真展はゴーですよ」と来る。コロナ前に計画があったが、それが実現するとの報告。
当面、ルーマニアのGalati(日本語表記ガラツ)植物園の動きを見守り、ゴー!となれば動きます。ルーマニアと言えば、ぼくにとってはドラキュラであり、「シャーマニズム」のミッチャ・エリアーゼだ。彼は作家としても魅力的。2026年1月の展示計画です。ドナウ河が黒海に注ぐ辺りです。

そこにフランス人カップルが来店。さらに日本語のできるイギリス女性がチリ男性同伴。覗き外国人、日本人客があったが対応出来ず。昼動き動きすぎたかな。

深夜、ぼちぼち客あり。

この奇妙な危機を慎重に潜り抜けねば。ボケているけど、こう金のいることが続くなら、そうそうボケてばかりおれない。年金・貯金はないが、これまでも貧乏が鍛えてくれたのだから、頑張りの道を行くしかない。(笑)

まず、コロタイプのストックがあるので、これの希望者を探し、近いうちにTシャツを作るので、、でき次第見本をアップするので、よろしく!

世界思想社の女性が気分良く飲む。 遅く佐藤さんが来る。

2024/10/13(日)

今日も素晴らしい夜になった。

台湾公演帰りのスペインとイタリアのダンサー・カップル、スウェーデンのムービー・ディレクター、上海のアーチスト、田中直子さん&博報堂の伊藤耕太さん来店。

牧野君が新潮社から「ロリータ」を出版予定の若島正さん、早川書房の編集者を連れてきて、喋りたいが、喋る時間なし。早川書房の編集者は、同志社で恭仁郷慶子さんと同級生。

今年いっぱいでポーランドに帰るマルセイラさん、アメリカの身長199センチの青年、etcのお客さんが次つぎにやってくる。

今晩最後のお客さんかな?JCILの琢ちゃん、直子さん、博報堂の伊藤さん。
直子さん、八文字屋に来れば、英語の勉強できるんだなあ、と感嘆する。

2024/10/14(月)

午後の東大路(田中)散歩。ホームズさんに遭遇。

清水澄子さんからの定期便届く。

今日のトップは2度目の大阪在住のフィリピン男性2人と日本女性ひとりでした。そして先週に続いて、元龍大の鈴木さん、来店。イギリス人客喋る。

TEMPURAを読んだというToulouseからの兄妹が来て、アイルランドからKaiは自分と同じ誕生日だと聴いて来たという女性が友人と来る。

次はハイデルベルクからのカップルがドイツのガイドブックを見て松本、金沢を回って来店。

最後は、ミヤコさん。

猫本2冊、On reading1冊売れる。

2024/10/15(火)

今月が最終になった「白水社の本棚」の「京都ノスタルジア ほんやら洞・八文字屋の人々」のオーラスに登場願った北大教授の渡邉浩平さんが1980年頃に怪爺を撮影した写真を送ってくれた。

ただ今、佐古田ちゃん、デカルコマリィさんの手を煩わて掃除中。

レバノンのヴィクトリアのチリからの親友3人が久しぶりに来店。

2024/10/16(水)

渡邉浩平さんより、白水社ノスタルジアの件でメールが入り、昔の写真が送られる。

清水澄子さんに以下のメールを送る。

「清水さん
ええ、ぼく都築さんファンです。
勿論、先月号の「ちくま」よみました。
「白水社の本棚」ぼくには珍しく早く10月9日に送ってきました。今号は書店配布をネグるつもりかもしれませんね。
今年の季節感はズレっぱなしですね。
こっちは大家の理不尽と闘うべきなんですがそんなことで消耗したくないせいで、変な消耗を余儀なくされています。
どっち道めげずに、自分ペースに持ち込みたいがちょっと辛い局面です。
老いの波に飲み込まれそうです」

浅利ちゃんバイト。

今日も本浜秀彦さんから美味しい甲州ワインと西川潤・松島泰勝と本浜さんの共編著書「島嶼沖縄の内発的発展 経済・社会・文化」(藤原書店)という大部の専門書をいただいた。

2024/10/17(木)

ルネに行くも山下さんの姿見えず。

Tシャツ19日到着の報あり。

冷蔵庫のコンセントと排水路のチェックにタウンタウンさんに来て貰う。20年前の人でカイさん、元気ですねという。

木曜日だからどうなるかと思っていたが、閉店間際に日本人が3~4人来たがそれ以外のフランス、オーストラリア、中国、アメリカ、イギリスの外国勢が補ってくれた。

トップは森岡パパ。ルパン、飯沢耕太郎さんの話をひとしきりする。彼がいる間の来客なし。

ロンドンの写真家アンディさん来店。

横浜在住の写真クリエイターにして、本業は通訳・翻訳(企業)家のYingさん来訪。素晴らしい方。小川弁護士、ダニエルさはニックさん連れ、ロンドン帰りの若き写真家カップル(上海付近在住)、東京のカウンセラー初来店。

奥本さんという大日本スクリーンの元会長をつれて西川さんは来店。麩饅頭がお土産。奥本さんの会社では元妻の兄も10数年前に社長をやっていたと告げる。

2024/10/18(金)

敦子さんの後輩の赤塚さん、久しぶりに来店。

いつまで続く?上海旋風。

ロンドン帰りの若き写真家カップル(上海付近在住)。

上海から来たクリスタルさんは、もっと上海のカーブで個展できるように宣伝するので、是非、上海へと言ってくれる。

八文字屋の経営者が変わりました!(笑)。臨時マスターのいしいしんじさんです。久しぶりのNHK・元NHKコンビ。
京大生(社会学)の2人は最後までいた。菅原純。その後、森下の現状・次の仕事への意欲まで聴いて帰路につく。
帰宅は4時。
森下さんの熊野寮・吉田寮に入れ!のススメは説得力があった。

2024/10/19(土)

深田祐輔さんにモリタミドリのアドレスを教える。

トップは、オーストラリア出身の建築家ニックさん(香港在住)とダニエルさん(京大教授)。
ロンドンから来た写真家アンディさん(61歳)。
小川先生(社会学者。奈良女)も久しぶり。右隅(笑)。
横浜在住の写真クリエイターにして、本業は通訳・翻訳(企業)家のYingさん。

10・8山崎博昭プロジェクトのスライド写真の順番

1    八文字屋の1989年の鶴見俊輔写真
2   ポールの冊子の書影
3   長沼さんの本の書影
4   岩国の凧揚げ大会(「北米体験再考」の扉写真)
5   中尾ハジメ写真
6   ほんやら洞のファサード写真
7   室謙二・サム・ラミス写真
8   岡林信康写真
9   中川五郎写真
10  ほんやら洞ミーティング写真
11  北沢恒彦写真
12 高史明撮影写真
13  シノット神父とニコラ
14  ボケットとウドム
15  ケネス・レクスロスと白石かずこ写真
16  森田ミドリ 
17  出町青空写真展
18  出町のスーパー反対闘争
19  スタッツ・ターケル「仕事!」
20  ロベルト・ユンク講演
21   テント内の瀬戸内寂聴講演
22  出町ふれあい広場

2024/10/20(日)

「インドちょっと見ただけ」はあまり知られてない甲斐写真集の傑作です。マラーノ学者の小岸昭さんが解説を書いている少し大判の写真集です。これまで宣伝しなかった写真集ですが、Tシャツ作りという窮余の策に出ざるを得なくなったので宣伝します。お得感が得られると思います。2200円です。

息子(海人彦)の俳句は「老犬の眠りをさます薺粥」だって。

昨夕はしんどく目がチカチカするので血圧を測ったら222/105/脈拍75だったので、やばいと思い、用心深く昨夜は動いた。今朝、散歩の後に測ったら、143/70/脈拍61で、ひと安心した。だいたい、金欠状態の時は血圧は高騰する。今朝は、金欠解消でないのに、下がって、安心。ビルの大家の管理会社とのトラブルで気を病むのがいけないのだ。

田中神社の秋祭りで出町柳の今昔写真展をやっているとポスターにあったので、覗いたが、どこでやっているのか分からなかった。ついでに周辺を歩く。

昨日と打って変わって、今日の八文字屋はガラガラ。繁華街の飲み屋は何処でもそうかもしれないが、季節の変わり目、温度差の急激な変化に弱く、今日は急に寒くなったので、静かだと肝に銘じています。ただ、外国からの旅行者は例外かもしれません。

超暇を覚悟していたが、違う展開になった。

中国から京大理学部(D3)の男生&大阪体育大学(M2)のコンテンポラリー・ダンサーの晶(クリスタル・来週から土曜日八文字屋バイト決定)さんがトップで、高槻の物江さんら10・21集会の重鎮グループを森下さんが引き連れてきて大いに盛り上がる。立命館の院でクルド研究をしているケイさんが先週ついで来店。勝野君&後輩、オイタさん、「甲斐台湾展」に意欲を燃やすジェシカ(台北大学)の仲間の量子物理学者グループ、浅利ちゃんと一度一緒に飲んだという望月さん(京大工学部機械科院生)、最後にJCILの新人の萩原ユウタさん(介護に従事している障害者が国体出場)が登場。

昨夜来八したアメリカの若い写真家たちと記念撮影。

カウンターの1番奥のデンマーク人カップル(女性はエリザベートさん)は数分置きにキスをし、カウンターの反対側には初来店の京大の機械科院生のいかにもまじめげな静岡女性望月さんがいた。

甲斐写真のオリジナルTシャツを作りました。希望される方は以下のリンクからお願いします。
https://forms.gle/gJbSSt5XfoXGxHKK8

2024/10/21(月)

朝帰宅。昼まで眠る。

昼の散歩でジョー岡田に会う。ジョー岡田は95歳。ジョーさんが京都で観光ガイドのビジネスを始めて45年という。最初期は「サムライ日本」と名乗っていた頃は、出町枡形の西外れのビルの何階かに住んでいた。今は舞鶴住まいで、仕事があれば・高速バスで1時間30分掛けて京都駅まで通い、メールで連絡のあったアメリカからの観光客を相手に京都市内を案内するガイド業を継続。今年は、舞鶴から今日まで80回通ったという。宿代は普通は¥8000。今は¥25000という。毎晩ウィスキーは数杯嗜む。

今晩の八文字屋の最後のお客さんは、イギリスからきたコンテンポラリー・ダンサーのKai Tomiokaさんと三重県名張市から来たダンサーのゆうすけさんと北京からきた王さんとパートナーと。トントン&ディコさんと10年ぶりのノリカ&友人だけだった。

2024/10/22(火)

横になっていると、朝の5時30分にも扉の鍵を弄って入ろうとする奴がいる。どんな奴か?

今日の午後は、京大の立て看板裁判での検察側と高山佳奈子先生の陳述を聴きに京都地裁に行きます。地裁は久しぶり。80年代初頭は右京区長の汚職事件の展開を知るために北沢恒彦さんと毎回傍聴に行った。70年代は大阪地裁・高裁に中川五郎裁判に毎回通った。

2024/10/23(水)

開店前(17:20)に酒を一杯ずつ飲む上海美女2人が写真集2冊とTシャツ2枚を買ってくれた。

小川弁護士、新田先生とダミアンさん、おイタさん。ドクターKはTシャツを買い、明後日、着て来店とのこと。

今週から土曜日は中国から大阪体育大学の留学生のショウ(クリスタル)さんが八文字屋のバイトに入ります。元モダン・バレーのダンサー、今はコンテンポラリー・ダンサーです。京大理学部D3の中国からの留学生の友人と初来店時に決めた。その直後に奚さんという、今日、2度目のクルドの(前回「バイトしたい!」と言っていた)研究者。

甲斐Tシャツも良いけど、この機会に甲斐コロタイプ限定プリントも下記リンクからご覧下さい。
https://kaifusayoshi.com/news/collotype2023/

2024/10/24(木)

石破現首相は、金森通倫の曾孫にあたるのか。それでキリスト教精神とか宣っているのだな。彼は熊本バンドで新島襄のもとにいた筈。

2日間で「ろうじ」Tシャツは売り切れ、再制作しなくっちゃ。再入荷11月初旬になりそう。

新婚間もない元八文字屋バイト(レバノン出身)チューリッヒ工科大助教のヴィクトリアさんは今、東京に(新婚旅行?で)来ており、2~3日して八文字屋に来るそうだ。

2024/10/25(金)

今日のトップ客はバック・ロード(自転車で日本を案内するグループ)の皆さん。

2024/10/26(土)

エル大阪へ。

プラットホームにTシャツを忘れて、走り、メガネ玉失くす。

2024/10/27(日)

「春画」展、堺町画廊、宮脇に行く。

出勤路でヴィクトリア&リカルドに遭遇。

八文字屋低調。

村尾尚哉君、劉さん(立命館でクルド研究)、Kim Sungha、Risa、紙屋君&連れのみ。

2024/10/28(月)

先斗町猫。松屋。ルーターを忘れ、取りに帰り、コレクションに寄る。トーマス・ダニエルさんと遭遇。

名著との誉れ高い拙写真集「ほんやら洞 70年代京都」が、京都府立京都学・歴彩館に収蔵されることになりました。

クレインの文弘樹が2年ぶりに来店。積もる話があったが、ゆっくり話は出来ず。斉藤真理子、パクソルメの話は少し。ハンガンさんの話は全然。Kim Sunghaの話をすると、もっと早く教えて欲しかったという。その人には抗路」に書いて欲しかった。ちょっと遅かった!次に出る号で廃刊なのだと言う。彼を紹介するのに、雨宮処凛としごとをやったとして、雨宮処凛の名前を思い出そうとして思い出せなかった。ボケと酔いの複合か。10月28日の夜はのんびりした時間を過ごした。

雑誌「Leaf」を創刊した社長の中西真也さん夫妻、スウェーデンのYouTuberに八文字屋が登場しているのを見て来たというスウェーデンの男女、四川出身の中国女性、台湾のカップル等が来店。

中西さんは幾つかの不動産物件を持っていて、「アーカイブほんやら洞」を作るのなら自分も協力できるという。中西さんは「大内小学校、八条中学校では河合敦子と同じ陸上部で同級生だった。よろしく」という。

何必館の梶川祐子さんまで甲斐オリジナル写真プリントのTシャツを買ってくれた。感謝。

「ろくでなし」に久しぶりに顔を出そうと思ったが来客があり、行けず、もう帰ることにする。

文さんから趙根在さんの「光を見たーーハンセン病の同胞たち」(クレイン)を貰う。

介護の仕事をしながら、介護されている横浜の男が深夜に来て「95年版美女」を買ってくれ、助かる。

2024/10/29(火)

今朝、5時過ぎに目を覚ましてヤバっ!寝過ごした。14時間も眠ったのか!? 疲れているのかと思って少し横になったままでいてトイレに行くと、5時の時点より外は明るい、おかしいと思いiPadを広げると、まだ朝なのに気づく。まだ2時間チョイしか眠ってない。ホッとした。

18:30開店。雨で客はあまりのぞめないか。

中頃少女(京大生)2人。尾崎真人さん。拙写真集「笑う鴨川」(リブロポート)の編集を担当してくれた丹治史彦さんも来店してくれていたが、草臥れ果て?てほとんどお話しが出来なかった。冨樫ちゃんもフランス女性2人と待ち合わせ。久しぶりに九大の先生もやっているアババが来店。Tシャツを買ってくれた。

2024/10/30(水)

ちょっと風邪をひいたかな?

のんびりする。

清水澄子さんが白水社の本棚(山田稔さん登場号)を送り、本を貰ったと言って来たので、メール。

「清水様ありがとうございます。
「白水社の本棚」付き合いはこれにて終了。
毎回きっちり何部を恵送していただき有難うございました。
今後とも、よろしくお願いします。
ぼくも山田稔さんファンで、数年前から追っかけをしています。
勿論、見かけ次第、何でも入手しています。」

1980年代のベストセラー、中山容監訳「仕事!」(晶文社)が40年ぶりに、今度は河出書房新社の「河出文庫」になって、来年復刊するようだ。
ぼくも少し関わったので、とても嬉しい。本書のあとがきでも、訳者紹介でも怪爺のことをよしなげに書いてくれているので、文庫本登場で怪爺の株が上がるかも知れない。ぼくは78~79年あたり出町の明治生まれの女性たちをインタビューしていたのが、あのあとがきの呼び水になった(笑)。その後、1985~86年あたりに容さんと2人でカッパブックス用に結構インタビューして回りました。なかには面白いのもありました。編集者がその後、太郎次郎社に移り、京都のインタビュー集が出るかに見えたが出なかった。更に、1989年には容さん推薦で「日本の中の外国人」(晶文社)のインタビューアーで参加しました。
容さんは、下鴨蓼倉町の大家・石割隆太郎(湯川秀樹の弟子の原子力科学者の奈良女子大教授)の借家(200坪)、2階には版画家スタイナーさんが住んでいたが、月20万円の家賃全てを容さんひとりが2年間払い続けて、そこには新婚の中尾ハジメとアイリーンが住み続けたのが「出町国際交流センター」です。
ぼくはその頃、貯金通帳なるものを持たず、その後の「アメリカの分裂」の際も、共訳者の1人だったガールフレンドの通帳に振込んで貰い、その後、彼女と別れたために、当時のぼくにとっては結構な額の印税を一銭も入手出来なかった。

7時オープン。玉田サカエさんが友人とTシャツを買いに来るが、Mなし。来月買いに来るとのこと。ベルギーのカトリーヌ・ロングリーさん来店。小さい「先斗町猫の泉」「ツー・ショット」を買う。オイタさん、鹿さん来店。不明3人組。

浅利ちゃんは、9時30分入り。江坂さんが鹿児島土産「国分」(芋焼酎)持参。ミヤコさん、澤口さん来店。レイン・ディコが銀閣寺のFarmoonの2人のフランス人同伴。西田大智さん、Tシャツを買いに来て、忘れて行く。ミヤコさんがもっと飲みたがるが、打ち切りにする。ミノル、米沢さん来店。

来月からチャリンコの飲酒運転の罰金が50万円と聴いてびっくり。酒飲みが減るのでは?傘差し運転もアウト。罰金はどこに行くのか!?ポリさんの大幅な増員。警察国家への道は意外な方面から来る。捕まったら破産だ。救済措置の整備は?どっち道、生きづらい世の中に加速度的に進行するのが怖い!

2時閉店を宣言しても2時30分になる。

2024/10/31(木)

イタリア人のダニエーラに荒神口通で会う。

今日はストリート・フォトグラファー役のモデルになってきた。現場に丹羽優太君の知り合いの大橋ナナという女性もいた。

知恩寺の古本市でサッちゃんは祖父の祖父が選挙事務所を開いているプリントを見つけて買う。

急遽、次のTシャツが出来たと言って来たが、受けてのサッちゃんが今晩から帰省。残念!
結局、4日にしか受け取れない。

今日は木曜日だ!
坊主を覚悟。

メニューがないのはやばい!
中国人客の年配者は、それで、帰って行った。